2007年07月09日

身体障害者手帳の等級の変更

「身体障害者手帳」は交付されたときに1級〜6級のうち、その人の障害の程度に応じて等級がつけられます。しかし、それは永久的なものではありません。障害の程度に変化があったときや、新たに別の障害が加わった場合、等級変更の対象になるのです。私も等級変更をした経験があります。

 私は平成元年8月に「2種5級」の認定を受けました。しかし、その後症状が進み、平成5年6月に「2種4級」に変更するための手続きをすることにしました。

 身体障害者手帳の変更手続きに必要なものは以下になります。まず、「指定医師の診断書」です。これは、自分が最初に治療を受けた医療機関でなくても、地元の医療機関でも受診できます。その医療機関では、市役所の福祉担当からもらった所定の用紙に、必要な事項を書き込まれます。私は、股関節の手術をしていますので、レントゲン写真も重要な書類になりました。
ちなみに、そのときに医療機関で支払った費用は4,000円で全額自己負担でした。しかし、行政によっては非課税世帯などを対象に、公費負担をしているところがありますので、だめで元々、申請窓口で担当者に聞いてみることです。

次に必要なものは、本人の顔写真です。サイズは行政によって違ってきますので、少し大きめのものを用意するといいでしょう。これは、公的な「身分証明書」になりますので、スナップ写真ではなく、きちんとした証明写真にしたほうがいいと思います。いまは、無人の証明写真所で撮影した写真も性能がよくなっていますので、上手に利用するといいでしょう。

そして、手持ちの身体障害者手帳と印鑑が必要です。これらのものを揃えて、市役所の福祉担当窓口へ提出します。身体障害者手帳は住所地のある「都道府県」から交付されます。手元に新しい手帳が届くまで、特に問題がなければだいたい1カ月ほどだと思います。

「身体障害者手帳」の等級は、それぞれの障害を合計した数値に合致する等級になります。一昔前なら、いちばん重い障害のみが該当する等級にしていたのですが、いまでは複数の障害を合計することができるように変わりました。
しかし、1級はいちばん重いのですから、それに新たな障害が加わってもそれ以上の等級がありません。これは、リフトバスを利用するときの事故で、より重度になった人の補償で問題になりました。彼女には、入院費用の補償はされたものの後遺障害に対する補償はなかったとテレビニュースで知りました。

身体障害者手帳に限らずいろいろな制度がありますが、どんなケースでも「補償の谷間」「福祉の谷間」は存在するのです。

posted by 障害者手帳 at 20:16| 身体障害者手帳