2007年07月06日

身体障害者手帳の対象者とは?

「身体障害者手帳」とは、身体に障害のある人が福祉施策を利用するために必要なものです。また、公共交通機関を利用するときの割引制度など「身体障害者福祉法」とは関係ない分野でも活用できることがあります。ところが、これらの制度はあまり知らされていないのです。つい先日も、ネットで検索しているとき、携帯電話の基本料金が半額になるコースがあることを偶然知ったばかりです。

 私ごとで大変恐縮ですが、最初にお話しておきたいことがあります。それは、私自身が「2種4級」の身体障害者手帳を持っているということです。

 身体障害者手帳には「1種」と「2種」があります。これは、公共交通機関を利用するときの運賃に関係するものです。1種の場合は、本人は半額、介護者は無料になります。2種は、単独で動けるという判定になっていますので、制度の適用を受けるのは本人のみです。また、等級によって、片道100q以上の場合などという細かい規定があります。

 身体障害者手帳の「等級」は、1級〜6級に分かれています。1級がいちばん障害の重い状態で、その後ほかの障害が加わっても等級が変わることはありません。1級〜2級を「重度」3〜4級を「中度」5〜6級を「軽度」に分類します。ちなみに「障害者年金」の受給対象になるのは「重度」の人です。しかし、年金の等級とは別になり、また、所得制限もありますので、重度の人がすべて障害者年金を受給できるわけではありません。

身体障害者手帳の「交付対象者」をおおまかに分けると次のようになります。視覚、聴覚、平衡機能、音声機能、言語機能、そしゃく機能、肢体不自由など、第三者がみても不自由だと理解できる障害があります。そのほか、心臓、腎臓、呼吸器、ぼうこう、直腸、小腸、免疫機能など、外見では判断がつきにくい内臓機能の障害も含まれます。
 さきほど、身体障害者手帳の等級は、1〜6級まであるといいましたが、すべての障害について1〜6級までに分けられているのではありません。また、同じ等級でも障害の部位により程度が異なります。また、病気やけがの後、身体障害者手帳が最初に交付されるまでの期間も、障害によって変ってくるのです。

 こういった専門的なことは、受診した医療機関により変わります。どこで医療を受けたかが、その人のその後を左右するといっても過言ではないと思います。
posted by 障害者手帳 at 20:25| 身体障害者手帳